よく観察する

どれだけ見ていても飽きない
ほんとうに不思議な子。

私が想像していた「インコ」とはまったく違う。
ポリーは
鳴き声はだいたい小さく、　ジジ　プイプイ　ツツツ　ごにょごにょ　とひとり言のよう。
動きもかなりスローで　
ずんぐりむっくりの体でのっしのっしと歩きます。
でもこれが普通のサザナミインコの特徴で
そんな独自の動きが「小さなオウム」ともいわれるらしいのですが
果たして原産国の中米でこんな鈍い鳥が野生で生きていけてるのかと思ってしまいます。

ポリーは平均と比べて食が細く、低体重なので
何か良い方法が無いか
そして初めてインコを飼うものとして
病院の先生からのアドバイスや書籍、ウェブでいろいろ調べて勉強中です。


一般的に薦められている小松菜やリンゴは口にしない。でも
最近、気がついたことはユーカリやカモミール
そして、紅茶の出がらしなどハーブのような香りの強いものをうれしそうにつついていること。

インコはいくら野菜や果物でも食べてはいけないものがあるようで
それらを与えていいのかどうか、はっきりわからない。
でも友人はラベンダーやカモミールのドライをおやつに与えているというし...

こんなに喜んでいるのなら少しくらいいいのかなと思っています。


セキセイインコはオーストラリアに生息していてユーカリとはなじみ深いのだとか。
まだ飼育された歴史の浅いサザナミは
セキセイインコと同じ飼育でと現在のところ言われています。
これからいろんなことがわかっていくのでしょうね。

「香るハーブが好きだなんて、ポリーは私と気が合うなぁ」と言ったら
夫は横で呆れていましたが。笑

以前フェイスブックではじめてインコをのことを載せたら
パリに住むインコ好きの友人がメッセージやアドバイスをたくさんくれました。

これから不安のある私に対して　最後に
「植物好きな人は鳥もきっと大丈夫よ」といってくれました。

それって何だろう。
でもなんとなく分かる...気がする。

植物を上手く育てるコツは？と聞かれると
「毎日よく観察すること」とお話しします。

いつも見てあげることで　些細な変化を感じ取ることは
どんな机上の論理よりも大切なことだと思います。

きっと子育ても同じこと。
小鳥も同じことなんだろうなと思います。
特に、手のひらにおさまるような小さな鳥はとてもデリケート。

友人は昔から大の植物好き。
生きるものと常に接してきているからその感覚がよくわかっているんですね。



デスクワークの時はじっと肩や腕に止まってじっとしているポリー。
今では娘より私のほうがすっかり魅せられています。


そうそう、写真一番上は
息子が保育園で先生に教えてもらって作ったインコ。
みんなポリーのことを考えているんだね。