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結婚してからか、「食」に関する本をよく読みます。
独身時代はあまり手に取らなかったジャンルだったということもあります。 その中でも好きなもののひとつ。辰巳芳子さんの本。 料理研究家としてはもちろんですが、 随筆家としての辰巳さんの食の随筆はすばらしく、 何度も何度も読み返してしまうぐらい好きです。 「食」の愉しさ、大切さ。 日本という国の奥ゆかしさ。 四季のよろこび、豊かさ、美しさ。 古きよき日本の文化を「食」を通して、 繊細に表現された文章の一つ一つに魅了されます。 ほかの料理研究家の方と異なるのは、 単にいまどきの「おいしく、すてきに・・・」という以前に 現代の日本の食文化の危機に対して、すごく責任を感じておられること。。。 高齢でいらっしゃるのにその使命感を 信念をもって全うされようとしている姿勢にものすごく惹かれます。 「“食”は“命”そのもの。」 「“命”に妥協はできません。」 ある有名な女社長さんがテレビでそうおっしゃっていました。 どんなに忙しくても、なるべく家庭で手作りの粗食を召し上がっているそうです。 私も結婚して一家庭のの食事を担い、 なるべく食事に気を使うようになってから、 長い間悩まされてきた、花粉症、乾燥肌などの症状がずいぶん軽くなってきました。 独身時代は偏った食事、外食ばかりでしたので。 ずっと外で働いていたいと思っていた私ですが いまでは主婦として食事の用意をするのが私の楽しみの一つでもあります。 まとめてたくさんのおだしを摂ったり、 気長にことこと豆を煮たり、新しいレシピを考えたり。意外と楽しい。。。。 そして夫や子供が健康でいてくれれば、 なおさらやりがいのある仕事だと思っています。 最近うれしかったのは 「結婚してから病気しなくなったなー。」という 夫の何気ない言葉。 疲れてダメな日もあるけれど、 「よし、また明日からがんばろう!」と続けられるのです。
by malussato
| 2006-09-03 15:26
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