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私が大好きな絵本のひとつ「くんちゃんシリーズ」。
そして、数あるなかでも好きなのが、 「くんちゃんはおおいそがし」。 初めて読んだのは娘が生まれたばかりのころでした。 主人公のクマのクンちゃんが、 ある日忙しい両親に構ってもらえず、 何もすることがなくて何をしようかと考えていたら、 いつの間にかいろんな発見をして遊びに夢中になっていたというお話し。 (このお話のクンちゃんは幼稚園に入る前ぐらいの年齢のようです。) 子供のいる家庭ではとても一般的な日常的な一コマ。 でもそのシンプルなストーリーの中には これから子育てをする上で、とても大切なことが書いてあったようで、 当時、類にない感動を覚えました。 とくに最後のあとがきにグッときました。 この本の訳者、まさきるりこさんのあとがきのなかから。 「何もない時間! それは幼い子供にとって大切な、大切なものだと思います。 現在の日本の子供たちにも、何もない時間がたっぷり与えられますように、 と心から願います。」 何もない時間。。。 何もないところからはじめて発見があり、空想が始まる。。。。。 いまは子供の興味をかきたてるおもちゃや場所がたくさんあります。 DVDだって。(私もお世話になってます。。。) もちろん、与えることは悪いことではありません。 ただそういう「何もない時間」という機会をつくってあげることがどれだけ大切かを知りました。 私は娘の面倒を見ながら仕事をしているので 放っておく時間がとても長く、逆にかわいそうなときでもあるのですけど。。。 時折、子供の創造力に驚くことがあります。 あるとき 「ママー!ゾウさんだよー!」 「ゾウさんなんていないよー。」 それでも空を指差して、 「ほらゾウさんだよー!」 。。。ほんとうだ。。空に浮かんだ大きな雲はゾウさんの形をしています。 「ママ、気づかなかったなー。はーちゃん、すごいねー!」 かまってあげれない長い時間。。。。 「シーッ、シーッ」「あっ、でた!」「よかったねー。」と夢中で一人遊び。 。。。。これで1時間ちかくも遊べるとは。。。! かなり遊びなれたおもちゃでも、発想や扱い方をかえればまだまだいろんな遊び方があるのですね。 「ママも『シーッ』てやってね!」 パパとママのぶんも真剣に用意してくれました! これで大丈夫かなーとたまに育児について迷うときもありますが、でも 逆にそんな状況におかれた娘のためにも、私は仕事をはじめいろんなことに対して、中途半端にならぬよう、真剣な気持ちで前向きにチャレンジしていきたいとおもいます。
by malussato
| 2007-02-13 22:26
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